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よくあるとされる予兆言動

うつ病の症状は多様で、しかも似たような症状をあらわすほかの病気もありますので、うつ病かどうかの診断はそれほど容易なことではありません。
そこで、周囲の人が気づくことができるうつ病のサインにはどのようなものがあるのかを挙げていきます。
サインは「これまでと比べて、どうも調子がおかしい」ということに気付くことが基本になります。

・朝、ぐずぐずしていて、なかなか起きてこなくなった
・元気がなくなった
・何をするにも億劫そうにみえる
・口数が減った
・ゴルフや映画鑑賞、旅行など、好きだった趣味に興味がなくなった
・仕事が遅くなったり、ミスが目立つようになった
・たばこや酒の量が減ったり、反対に増えた
・主婦の場合、料理や掃除、洗濯など家事をするのが億劫そうだ
・女性の場合、服装や化粧などにあまり注意しなくなった




これらはほんの一部です。また、家族が気づくにしても、こうしたことは日常的にはそれほど珍しいことでもないため、つい見過ごしてしまいがちです。

大切なポイントは、このようなことがたびたび繰り返されるかどうか、そして長く続いているかどうかです。
要は、「いつもとちょっと違う」ということに早く気付くことなのです。
「これまでと何か違う。しかも、その違いの程度も強いし、それがいつまでも続いている」と感じたら、早めに専門医に相談する必要があります。

老人がうつになりやすい理由


近年、老人のうつも増加してきています。
老人うつになりやすい理由はその生活環境にあると言われています。

まずは人との距離を感じやすい生活環境です。老人の生活の範囲はそれほど広くはありません。娘や息子などは家族を持っているので別々に住んでいるという場合も多いです。
一人きりで暮らしているという老人は2009年の国民生活基礎調査によれば5-10人に一人ということがわかりました。独居老人という生活環境が生み出すものが寂しさです。周囲とあまり連絡を取ることができない、人とかかわることができないことによって孤独や寂しさを感じている方は非常に多いです。周囲と距離を感じやすいというのはうつになりやすい生活環境と言えるでしょう。

もう一つは喪失に出会う機会が多いということです。具体的には友人の死、配偶者の死など大切なものの喪失が挙げられます。年を取ってくれば若いころよりも人の死に出会う確率が多くなります。中には1年の間に友人のうち2-3人が亡くなってしまったという方もいます。いつかは訪れるものとはわかっていても死の喪失感から抜け出せずに老人のうつになってしまうという場合も多いです。
このように、老人はうつになりやすい生活環境を持っていることがわかります。
それにプラスしてもともと内向的な性格である、身体的な病気を持っておりそのことが精神に影響しているなどの理由もあります。
生活環境と心の問題、もともとの性格などが複雑に絡み合ってうつ病を引き起こします。

仕事のストレスからのうつは男性がなりやすい?

あまりにも多い仕事量に耐えかねて自殺をする、働きすぎて死んでしまうなどの問題が日本では大きな問題になっています。

死ぬところまでは行かなくとも仕事上のストレスを抱えている、仕事上のストレスからうつ病になったという方は少なからずいるはずです。
仕事上のストレスというと男性を思い浮かべがちですが、2011年にオーストラリアで出された研究結果によると女性の方が仕事のストレスと因果関係のあるうつ病に罹患しているということがわかりました。

この研究結果では男性の8人に1人が、女性の5人に1人がストレスに起因しているうつ病に罹患しているということが研究結果として出てきました。
オーストラリアのヴィクトリア州における研究結果ですので日本でも同じことが言えるというわけではありませんが、先進国においては女性でも男性と同じようにストレスを仕事上の問題で抱える場合が多いということははっきりとしました。

この研究では仕事上のストレスをわかりやすく分けています。
ひとつは仕事の自由裁量の少なさ、そしてもうひとつは仕事で要求されるものの高さによってうつ病発症のリスクが高まるとしています。
職場でのストレスには男女関係なく注意が必要です。


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