子育てのトラブルがうつ病の引き金に

子育て中の母親の間で、うつ病の発症が増えてきている。うつ病は、感情の抑圧を一因とする症状だが、母親の中には、子育てにおいて子どもと接する中で、親としての自分の至らなさや、子どもの成長への不安、配偶者の非協力的な態度への不満などのマイナス感情を抱え込み、それを抑圧したがために精神のバランスを崩す例も多い。核家族化や近隣との接点がないことにより、孤独な子育てになりがちな点も影響している。


うつ病の症状により、さらに母親の自責の念は強まり、「自分は母親として失格だ」という自己否定感を生み出す。生活全般に対して無気力になり、子どもの世話ができない状態に陥る場合もある。母親のうつ病に対して、「怠けている」などと本人を責めるのは禁物。まずは、母親が抱え込んだマイナスの感情に寄り添い、自分を責める気持ちをときほぐす。症状によっては向精神薬などの投薬治療が必要になるが、医療にまかせきりにするのではなく、周囲が支えていく態勢を作っていくことが大切だ。


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