性格

一般に、うつ病になりやすい性格があるということが言われています。
うつ病が発症するにはストレスや環境の変化、それに伴うきっかけがあると言われます。

うつ病と性格


本人がおかれた状況をどう考えるか、またストレスをどのように受け止めるかについては個人差があります。その個人差と言うと、性格があげられます。その人が持つ素質や育ってきた環境などが相まって形作られています。

ただ、うつ病は性格のせいだ、と思い込んでしまうのは早計です。言うまでもなく、これらの性格の人がすべてうつ病になるわけではありません。

性格の影響についてはあまり深刻に考える必要はありません。ただし、自分の性格を知っていることは大切です。
知っていればこそ、がんばりすぎない、全ての問題を自分一人で抱え込まないなど予防ができるからです。

執着気質


「執着気質」というのは、凝り性で集中力があり、几帳面で、正義感や義務感、責任感が強いというようないわゆる優等生タイプの性格です。

ところが、こうした性格のせいで、仕事などものごとを頼まれると断ることができず、結果として何もかも一人で抱え込んでしまい、ついにはにっちもさっちもいかなくなる傾向があります。
また、あまりにもがんばりすぎて、疲れ果ててしまい、うつ病になりやすくなってしまうと言われています。

メランコリー親和型

「執着気質」によく似ているのが「メランコリー親和型」性格です。

まじめ、勤勉、几帳面、誠実、律儀、世話好き、気配りをする、そして秩序や決まりをきちんと守るというような特徴があります。良い性格なのですが、秩序を守ると同時に、人間関係や物事がきちんと秩序通りになっていないと気がすみません。
ですから、その秩序が変わったり、くずれて新しい形に変わるなどということに敏感で、別な見方をすると、変化に弱い性格ともいえます。
このため、定年や転職、引っ越し、結婚、親しい人との離別、死別にことのほか堪え、その結果、うつ病になりやすいと説明されます。

このタイプの人は、必要以上に他人に気を遣い、また自分の能力以上に頼まれごとを引き受けて身動きがとれないような状況に自分を追い込んでしまうようなこともします。

ディスチミア親和型

ディスチミアとは、気分変調という意味です。
うつ病と診断されるものの、実際は仕事の時だけ具合が悪くなったり、旅行や趣味などの好きなことをやっているときは元気だったりするなど、「本当にうつ病なのか?」専門家でも悩んでしまうケースが出てきているようです。

従来のうつ病であるメランコリー親和型は中高年層に多いのに対し、このディスチミア親和型は青年層に多いとされています。
また、病前性格の特徴としては、

・役割抜きでの強い自己愛と漠然とした万能感を持ち、
 挫折に際しては他罰的傾向を示す。
・もともと仕事熱心ではない。
・社会的役割で成功する前に、回避的となり職場を移動しがち。


といった傾向があるそうです。

また、初期からうつ病の診断に協力的ですが、症状からの離脱には消極的といったこともあります。
休養と服薬だけでは慢性化しやすく、病み終えず、どこからが病気で、どこからが生き方(人格)かが不分明とされています。


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