【体験談】家族がうつになった時のこと

私が高校2年生の時に、父がうつ病になりました。もう15年前の話です。父が病気になったということは、家族全体の問題でもありました。「お父さん働けなくなっちゃったからね、家族みんなで協力していかないとね」と母から言われました。当時はうつ病という言葉が今ほど一般的でなかった為、父の状態があまりピンときていませんでした。
母から「お父さんに頑張ってって言ったらいけないよ、十分頑張ってるんだから」と言われました。毎日うつろな目で家にいる父の姿を見て、何と声をかけていいかわかりませんでした。逆に、子供に気にされたら落ち込むのではと思い、子供らしく振舞うことを意識していました。周りには言えず、母も私に見えないところで泣いていたようでした。大学には奨学金で行くことができました。薬のおかげで父も時々は仕事に復帰することができましたが、定期的にまたいけなくなる日々の繰り返しでした。ただ、その状態の父を解雇せずに雇い続けてくれた会社に感謝しています。父はまもなく定年です。このようにうつ病を理解してくれる会社が増えてくれるといいと思います。


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