鬱患者が周囲に求めていること

鬱の患者に対する接しかたでよく言われるのは「励ましてはいけない」ということだ。がんばれ、という言葉は患者にとって負担にしかならない。落ち込み、後ろ向きになっている患者に対して周囲は思わずそばで励ましてあげたくなるが、それは帰って逆効果なのだ。では、鬱の患者に対してどう接するのが正解なのか、彼らは周囲に何を求めているのだろうか。

その原因にもよるが、たいていの場合、鬱病を患っている間というのは怒り、悲しみ、孤独感などに苛まされている。なまけ病だと心ないことを言う人もいるが、真面目で、融通が利かなくて、正義感の強いひと程この病気に陥りやすい。そういった患者の心の中は非常に孤独だ。一人で頑張って、耐えて、許容量を超えてしまった。その寂しさは一言では言い表せない。そしてそんな自分を許せず、情けなく思っている。そんな彼らに必要なのはそっとそばに寄り添い、理解したいと言ってあげること、あなたは自分を赦していいのだと言ってあげることではないだろうか。その孤独を癒せたとき、この病から一歩踏み出せるのではないかと思うのだ。


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