鬱病の夫への接し方「どうして『頑張れ』と言ってはいけないのか」

鬱病の方に、よく「『頑張れ』と言ってはいけない」と言われます。しかし、鬱病の家族をもつ方にとっては、本人のことを大切に思っているからこそ、また本人が「できる。乗り越えられる」と思っているからこそ「頑張れ」と励ましたくなるのは自然なことです。鬱病の夫を持つ妻としてもそうですね。それではなぜ一般的に「頑張れ」といってはいけないと言われているのでしょうか。
私たちは鬱病というとまず気持ちの落ち込みをイメージしがちですが、実は思考力の低下や社会性の低下、意欲の低下、不眠や過眠、食欲・性欲の減退なども代表的な症状なのです。そのため、思考力が低下し自分を客観的に見られなくなっている場合に「頑張れ」のような励ましをされると、できない自分を責めてしまったり、努力不足だと思いこんだり「自分の力でやらなくては」と通院や服薬を中断してしまったりする危険性があるからなのです。そのため、安易な励ましは避けたほうが良いといわれています。好ましい一般的な対応としては、夫の苦悩を受け入れ、理解する姿勢を示すのがよいといわれています。ただ、一人一人タイプは違うものです。疑問があるときは夫の受診に付き添うなどし、主治医に対応方法について尋ねるのも良いでしょう。


同じカテゴリの記事一覧

関連する記事

¥

うつ病チェック

ページトップ