うつ病治療としての磁気刺激療法

磁気刺激療法とは広義に言えばコイルを頭の上部に当て、脳神経細胞に急激な磁場の変化を発生させることで弱い電流を発生させ特定の部位の脳神経細胞を活性化させる治療法のことです。もともとは脳の反応を計測するために用いられる手法でしたが多くの神経症状(頭痛、耳鳴り、パーキンソン症候群など)や精神的医学的な症状(うつ病、幻聴など)に効果があることが分かっています。しかし、その詳しいメカニズムや持続性についてはいまだ解明されていません。


うつ病の治療としての磁気刺激療法は抗うつ剤による治療が効きにくい患者に対する新たな治療法として注目されています。従来、薬が効きにくいうつ病患者に対して行われていた治療法に脳に電流を流す電気けいれん法があり、一定の効果をあげてきましたが副作用が生じるリスクがありました。これに対し、磁気刺激療法は生じさせる電流が小さく、かつ特定の部位のみを対象とできることから痛みは小さく副作用もほぼ無いなど電気けいれん法に代わるうつ病治療法と言えます。すでにアメリカやカナダでは広く使われており日本でもいずれ広く普及していくことが予想されます。


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