断薬までの流れ

薬物投与終了期


うつ病を井戸の中にいるような状態だとすれば井戸から完全に出て社会復帰できるようになるのは維持療法期くらいとなります。
持続療法期に復帰する方もいますが時間を制限した復帰という場合が多くなるようです。

最近はうつ病の社会復帰に関して時間を区切った復帰でストレスを与えすぎないと言ったような理解のある会社も増えています。利用できる制度は利用しながら社会復帰をしていきましょう。
そして1年半から2年半にわたる持続療法期から維持療法期の中で徐々にほかの人と同じような社会生活、9時から5時まで働く生活と言ったように戻していきます。

維持療法期まで来たらほとんど治療は終了ですが最後に薬物投与を終了させなければなりません。
薬物投与終了を行うことで最終的に社会復帰完了、うつ病克服と考える方も多いです。
薬と上手く付き合いながらやっていく場合もありますので一概には言えませんが、多くの場合は薬を治療の最後で減らしていきます。
薬は今まで飲んでいたものを次の日から急にパタンと止めるわけにはいきません。
少しずつ減らしていくのが精神薬減薬における大前提となっています。
薬物投与の終了期まで来ても安心せずにしっかりと医師の指示に従ってゆっくりと薬を止めていきましょう。

断薬についての注意点

うつ病の回復期になると薬物投与を終了する場合も多いです。
人によってはそのまま薬と付き合っていく生き方を模索しなければいけない場合もありますが断薬するという方は多いです。
断薬によってうつ病を完治ととらえることも出来ます。
断薬せずとも薬があるままで社会生活を送る選択肢もあるので医師と話し合ってみましょう。

いざ断薬となったときには注意点がいくつかあります。
まずは急に自分で断薬を始めないということです。
今まで薬を飲んだことがあまりない場合には薬を飲む生活に嫌気がさしているかもしれません。
ですが急に断薬してしまうと体の状態がうつ状態に揺り戻されやすいので注意が必要です。
医師の指示の元断薬するときには基本的に急に薬を減らしたりはしません。
今まで4錠だったところを3錠にして2週間ほど様子を見る、さらに2錠にして様子を見ると言ったように段階的に断薬するのが望ましいとされています。
断薬に失敗してうつ病治療が後退してしまっては意味がありません。

断薬の際にはしっかりと医師の指示を守って、時間をかけて断薬していきましょう。
断薬していく中で今まで見られなかった不調などが現れた場合には担当医師に相談してみてください。


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