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鬱病になりやすい人には共通点がある

鬱病になりやすい人の共通点とは?鬱になりやすい性格や行動パターン

多くの人が不安に感じている「鬱」ですが、実は鬱病になりやすい人には共通点がある事がわかっています。同時に鬱病になりやすい行動パターンもあるようです。当記事では、鬱病になった人の共通点や行動パターンを紹介します。該当する項目があれば、鬱病にならないように心のケアをしてください。

鬱病になりやすい人の性格

鬱病になりやすい人の性格として「メランコリー親和型」が挙げられます。
メランコリー親和型を簡単に説明すると以下となります。

・真面目
・責任感が強い
・几帳面
・周囲への気遣いが得意
など

要するに、周囲の人から「性格が良い」と言われやすい性格の人という事です。
仕事が出来たり、周囲からの評価が高い人が当てはまる性格です。
真面目で責任感が強い事から、人からのお願いを断れずに無理をしてしまったり、たくさんの仕事を抱え込んでいるのに自分一人で何とかしようとして徐々に自分を追い込んでいってしまいます。
その結果、自分への失望や仕事へのストレスが溜まっていき、心のバランスを崩して鬱病になってしまうといった流れです。
また、最近はメランコリー親和型とは真逆の

・自己中心的
・依存的
・他責的な性格

上記のような性格の人が鬱病に悩まされるといったケースが増えています。
メランコリー親和型の鬱病とは違う「新型うつ病」と呼ばれる事もあるようです。

鬱病になりやすい行動パターン

鬱病になりやすい行動パターン

鬱病は性格だけではなく「行動パターン」でもなりやすいなりにくいといった差が生じます。
鬱病になりやすい生活習慣として、

・十分な休息が取れていない
・食事が不規則で栄養が偏っている
・お酒を飲む量が多い
・運動をほとんどしない

といった点が挙げられます。鬱病の原因として挙げられる事の多い行動パターンなので既に把握しているという人も多いですよね。
しかし、社会人として働くようになると、上記全てをクリアするのは、なかなか困難です。
ですが、鬱病にならない、鬱病を予防するためには生活習慣の見直しが必要になります。
一度に全てを達成するのは難しいので、1つずつクリアしていく事を意識してみてください。
特に「休息を取る」というのは、最も鬱病予防に効果があります。
少しでも鬱病の疑いがある人は思い切ってガッツリと休養を取るのがおすすめです。

自分を責めない、不安があればすぐに病院へ
鬱病になってしまう人の多くは、自分を責めがちです。
ですが、世の中には完璧な人間はいません。
また、完璧に見える人間がいても、よく観察するとどこかで息抜きをしていたりします。
完璧でいる必要はないという事を忘れないようにしましょう。
また、長い間気分が落ち込んだままで上向かない、食欲が全くなくなったという鬱病の初期症状を確認した時や鬱病かもしれないと不安に感じた時は、すぐに病院に行きましょう。

まとめ

メランコリー親和型という性格の人が鬱病になりやすいと言われています。
もちろん、真面目で完璧主義な事は良い事です。しかし、無理をしすぎて心のバランスを崩してしまっていは意味がありません。
適度に休息を入れつつ、過度なストレスがかからないように日々の生活を送りましょう。